SM調教でM女がご主人様に求めるものは様々だが、首輪をつけて犬のように扱われるペットプレイに憧れるM女は多いだろう。
特に、私の経験としては、一度もご主人様を持ったことがない初心者M女は、漠然とペットプレイに憧れを持っている。
ただ、この記事を読んでくれているM女の中にも、自分が本当にペットプレイに惹かれているのか、ペットとして躾けてもらいたいのか悩んでいる方も多いだろう。
そこでこの記事では、ペットプレイに溺れやすい女性について解説する。当てはまる女性は、ぜひご主人様を見つけてペットプレイで躾けてもらって欲しい。
首輪をつけられたいという願望
首輪そのものから肉体的快楽を得られるわけではないにも関わらず、M女が首輪をつけられたいと願う奥底には、
- 誰かの所有物になりたい
- 思考を放棄したい/命令されたい（絶対的な存在が欲しい）
- 普段の自分から解放されてペットとして扱われたい
などがある。
ペットプレイを経験したことがないM女の場合、奥底にある願望を言語化できていないことが多いが、多くのケースで上記3つに当てはまる。
「所有物になりたい」「命令されたい」などと言うのは簡単だが、日常生活の延長線としてSM調教の場にいるとなかなかスイッチが入らないという女性は多い。
特に、仕事で尊敬される立場にある女性や、容姿端麗で周りから褒められることが多い女性は調教願望があっても、日常生活で培ったプライドが邪魔をしてM女としてのスイッチが入りにくい。
そこで首輪という服従の「象徴的アイテム」を使うことで、日常生活から切り離して、ペット調教をすることのスイッチを入れることができる。
また、首輪をつけることでご主人様・M女ともに明確な上下関係を「視覚的に表す」効果もある。上下関係が際立つことでより具体的な命令や調教に進みやすくなる。
彼氏・旦那とペットプレイをしにくい理由
ペット願望を持つ女性のほとんどが、彼氏や旦那にその胸の内を伝えることはできていない。
当然と言えば当然かもしれないが、「伝えることで関係が崩れてしまわないか」「軽蔑されてしまわないか」と懸念して伝えることができない女性がほとんどだろう。
これは、繰り返しになるがペットプレイ（ペット調教）には明確な上下関係が発生するのが主な理由だ。
通常、パートナーとは対等であることが多いが、ペットプレイをするためには明確に上下関係（ご主人様とペット）になる必要があり、日常生活では対等なのにプレイのときだけ上下関係を作るというのは並大抵の人間にはできることではない。
ペットプレイの願望がある女性は、もちろんパートナーと満たせればそれに越したことはないが、外部でご主人様を見つけるのが現実的だと個人的には思う。
ペット調教をしてくれるご主人様を探す上での注意点
意外にもペット調教をしたいと思っている男性は多い。SNSで探せば飼い主の男性は簡単に見つけられるのがその証拠だろう。
ただ、ご主人様を探す上で注意しておいて欲しいのが、男性の中にも色々なタイプがあるということだ。
特にトラブルに繋がりやすくM女の願望が満たされにくい男性の特徴としては、
- 女性と一緒に興奮してしまう
- 一方的に性癖を押し付ける
- 危険なプレイにまで及ぶ
などだ。
最初の「一緒に興奮する」は意外かもしれないが、調教をする主人側が過度に興奮するのはNGだと私は考えている。
もちろん、調教に参加する以上は性的興奮を覚えはするが、参加者でありつつも「ペットを躾ける調教者」である必要がある。
調教者に求められるのはM女が何に興奮していて、どうしたらもっと辱めを受けて、M女の願望を満たせるかを観察する能力である。
ペットプレイは首輪をつけて散歩をさせ、おもちゃでイカせればいいだけという簡単なものではない。
女性の深層心理を理解し、何にもっとも興奮するかを見極め、ペットとして躾けることが本当の調教であり、信頼関係に基づいた精神的な服従こそがペットプレイの美しさだろう。
